【助けて!】ビルメン業界の人手不足の理由【いつまで続く?】

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ビルメン(転職)

最近どの業界も人手不足が叫ばれています。

ビルメン業界も例外ではなく、どこの会社もヒーヒー言っています。

私の働いているビルメンテナンス会社も求人を出しても人が来なくて、結構やばいです。

就活生や転職者に人気の業界は未だに買い手市場みたいですが、多くの不人気業界は絶望的な人手不足に陥っています。

ビルメンもどちらかと言えば不人気業界なので、困っている会社が多いのです。

この記事ではビルメン業界の人手不足の理由とこれからの業界の未来について説明します。

  • ビルメン業界って何で人手不足なの?
  • ビルメン業界って不況の時は人気って聞いたけど?
  • 未経験だけどビルメン業界に転職できるの?

このような疑問に答えていきますので興味のある方はぜひ最後まで読んでみてください。

▼人手不足のビルメンテナンス業界は今こそ採用のチャンス▼

ビルメン(設備管理)業界が人手不足な理由を解説

どの業界でもそうですが、人手不足には理由があります。

ここではビルメンテナンスが人手不足になってしまう理由を4つ紹介します。

結論から言うと、以下のようになります。

  • 給料が安い
  • 若い人が少なくて高齢者が多い
  • 地味で何をやっているのかよく分からない
  • 現場によってはきつくて離職率が高い

それでは各項目を深堀りしていきます。

給料が安いから

ビルメンの給料(年収)は基本的に安いです。

他の業界で仕事をしていた人がビルメン業界に転職してくると、おそらく年収は結構下がるかもしれません。

年収300万円台は普通、年収200万円台も珍しくありません。

給料が安いから家族がいる人やもっと給料を欲しいと考える人はビルメン業界には来ないのです。

▼ビルメンの給料や年収についての参考になる記事はこちら▼

【徹底調査】ビルメン(設備管理)の年収やボーナスはどれくらい?

ビルメンの給料はなぜ安いのか?【目指せ平均年収】

若い人が少なくて高齢者が多いから

ビルメンの仕事は元々高齢者の方が多かったです。

定年後の年金の足しに働くような人も多くて、だからこそ給料も安かったのです。

私の会社でもそうですけど、若い人が本当に少ないです。

特に最近は転職市場も活況で若い人ならもっと条件の良い業界に行けたりするので、ますます若い人が業界に来なくなるのです。

高齢者が多いということは退職するのも早いということです。

再雇用や雇用延長と言っても限度があります。

これまで働いていた高齢者が退職して行っても、人手不足で新しい人が来ないという会社は多いようです。

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【再雇用】ビルメン業界で定年後も長く働き続ける事をおすすめする理由

地味で何をしているのかよく分からないから

私は学生時代にビルメンという仕事のことなんて全く知りませんでした。

新卒でブラック企業に就職して、その後退職して、良い仕事がないか色々と調べていた時に知ったのです。

「ビルメンやってます!」と言っても多くの人は具体的にどんなことをしているのかイメージできないのではないでしょうか?

せいぜい「ああ、蛍光灯を変えてくれる人か。用務員?」みたいな反応になります。

そのような認知度なのでビルメンを志望する人も少なくて人手不足になるのです。

ネットでだいぶビルメンの認知度も上がったとはいえ、まだまだこの仕事を知らない人は多くいます。

▼参考になる記事はこちら▼

ビルメンが底辺職と言われる3つの理由【意外と悪くないですよ】

ビルメンはきつかったり人間関係が悪かったりして離職率が高いから

ビルメンはとにかく現場次第!

このような格言(笑)がありますが、実際その通りだと思います。

現場によっては人間関係が破綻していて、新人が入ってもみんな1日で辞めるようなとこもあるでしょう。

激務現場と言われる病院・ホテル・商業施設なども大変です。

「思っていたよりきつかった。もっと楽だと思った。」

このように思って退職していく新人ビルメンも一定数います。

そんな現場は一刻も早く改善しないと人手不足で崩壊すると思うのですが、どうにかならないのでしょうか。

ビルメンは転職はしやすいので、

  • 給料の高いところ
  • 楽なところ

をみんなが目指して、

激務現場からはどんどん人が流れていきます。

これも人手不足の理由の一つです。

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設備管理業界の仕事における人手不足の弊害

現場で働くビルメンにとって、人手不足になるとどのようなデメリットがあるのでしょうか?

一番考えられるのは休みが取りにくくなると言うことです。

人員に余裕のあるところは交代で有給を消化したり、急な病欠の時なども代わりに出勤する人がいて、楽に現場が周ります。

しかし人手不足で限界ギリギリの人員配置だと、ちょっとしたアクシデントで回らなくなるのです。

その結果明け残が横行したり、有給が全然消化できなかったり、体調が悪くても休みにくかったりしてしまいます。

これからこういう会社は増えていくと思われるので恐いですね。

不況の時は意外と人気なビルメンテナンス業界

今は全体的に見ると人手不足で売り手市場になっており、ビルメン業界に来なくても、もっと良い業界にも行きやすいです。

しかしこれが不況になるとどうでしょうか?

  • 就職氷河期やリーマンショックの時はビルメンになるのも大変だった
  • 不況時はポリテクのビルメン科が大人気だった
  • ビル管を持っている経験者でもバンバン落ちた

このような話を職場の先輩から聞きました。

不況になると失業者が増えます。

再就職できるスキルのある人は大丈夫ですが、スキルがない人は資格を取ったりスキルを身に付けたりして、新しい仕事に就く必要が出てきます。

そのような場合の受け皿になっていたのがビルメンという仕事であり、不況の時は意外と人気が高まります。

つまり景気が悪くなってきてからビルメンを目指してもライバルが多くて良いところに行けない可能性があります。

ビルメンになるなら景気の状況や時期も考えておくと良いでしょう。

少なくとも日頃からリクナビNEXT などの転職サイトはチェックしておいた方が良いです。

週1回眺めることで、求人の変化に気づいて転職活動を有利に進めることができるはずです。

登録は無料なのでお早めに。

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【誰でも歓迎!】未経験からでもビルメンになるのは余裕

現状ではビルメンテナンス業界は本当に人手不足です。

若い人も少ないので20代、30代の若手なら資格や経験がなくても採用される可能性大です。

40代以降の人でも働き口はいくらでもあるでしょう。

しかしこの状況がいつまで続くのかは誰にも分かりません。

もしかすると昔のようにビルメンが敷居の高い人気職(笑)になる可能性もゼロではありません。

個人的にはずっと人手不足の状況は続き、ちょっとだけ待遇は良くなって、それでも年収の低い仕事であることは変わらないような気がしますが(笑)

もしビルメンへの転職を考えている人にとっては、昨今のビルメンを取り巻く状況はチャンスです。

比較的なろうと思えばなりやすい時期だと思います。

30代からビルメンになりたい人へ

40代からビルメンになりたい人へ

50代からビルメンになりたい人へ

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まとめ

いかがでしょうか?

ビルメンテナンス業界の人手不足についての解説の記事でした。

復習すると、

  • 他の業界と同じようにビルメン業界も人手不足
  • 給料が安いから
  • 若い人が少なくて高齢者が多いから
  • 地味で何をしているのかよく分からないから
  • 現場によってはきつくて激務で離職率が高いから
  • 不況の時は意外とビルメンは人気職
  • 今ならビルメン転職のチャンス

以上のようになります。

転職が当たり前のような時代にだんだんとなってきました。

人手不足でいろいろな業界に挑戦しやすくなってきました。

だからこそ自分がこれからどう働いて行きたいかよく考えて、納得できるような選択をしたいです。

とりあえず私はビルメンという仕事を気に入っているのでしばらくは続けます。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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