定年後のセカンドキャリアとしてビルメンをおすすめする6つの理由

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ビルメン(総合)

「人生100年時代」とか「年金だけでは老後を賄えない」とか「生涯現役世代」とか最近のニュースに踊る言葉を見て将来に不安を感じる方も多いでしょう。

私もとても不安でこれからの人生どうなるんだろうと考えてしまいます。

こんな時代だからこそ、将来の事も視野に入れてこれから長く働くことになる仕事についてよく考えていきたいですよね。

年金だけでは足りないというのなら、一つの選択肢として定年後もより長く働き続けるという事があるでしょう。

そのためには長く働き続けることができる仕事を探していかないといけません。

いくら稼げると言っても収入の浮き沈みが激しかったり、激務で体を壊すような仕事は避けるべきです。

そのようなことを考えるとビルメンテナンスの仕事というのはとても良い仕事だと個人的に思います。

この記事では定年後にビルメン(設備管理)をやることのメリットを解説しています。

「定年後もビルメンを続ける事について興味がある方」向けに現役の系列ビルメンである私の考えを記事にしてみましたので良ければ参考にどうぞ。

定年後にビルメン(設備管理)の仕事をやるメリットとは?

  • 年金受給までの空白期間の収入を確保できる
  • 社会と繋がる事で生きる活力が湧いてくる
  • 巡回などで適度な運動になる
  • 座っていることが多いので肉体的な負担が少ない
  • これまでの仕事人生の様々な経験が活きる
  • 難しい作業は専門業者に任せる

上記を掘り下げていきます。

空白期間の収入の確保

年金の支給年齢がどんどん遅くなっていく現代では定年を迎えたとしてもすぐに年金を貰えない可能性が高いです。そうなると貯金を崩すか働き続けるかという選択肢になります。

貯金を崩すというのはあまりおすすめしません。老後にどれくらいお金が必要になるかはっきり分からないのでなるべく温存しておきたいですよね。

そこで再雇用されて収入を途絶えさせない事が大切です。

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社会と繋がるメリット

世の中にはお金はあるのに働いている人ってたくさん居ますよね。

定年を迎えて一日中家でテレビを見たりして過ごしてあっという間に老け込んでいく人は多いみたいです。

そのような方たちは簡単な仕事でも良いので何らかの方法で社会と繋がりを持って生きていくことが大切です。

ビルメンは適度に人と関わるし手先も使うので定年後の仕事にピッタリですよ。

ビルメンのやりがい4選!【コツコツ成長すると楽しい】

適度な運動になる

近所を散歩するとかジムに行くというのも良いですけど、仕事で運動をしてしまえば一石二鳥です。

特にビルメンは巡回という身体的な負担の少ないウオーキングのような仕事があるのでおすすめです。

私も巡回の時間が結構好きだったりします。ずっと防災センターに詰めているより気分転換になるし体を動かしてリフレッシュできるので最高です。

忙しい方が良い!?多忙ビルメン現場のメリット3選【初心者向け】

座っていることが多いので負担が少ない

ビルメンをしていたらずっと立ちっぱなしという事はなかなか無いです。

防災センターに待機している時も基本は座っています。

座りっぱなしもきついですけど立ちっぱなしもきついですよね?

ビルメンテナンスの仕事はちょうどよく座り仕事と立ち仕事のバランスが取れているので健康的にも非常に良いのです。

定年後の高齢者でも無理なく働く事が可能です。

様々な経験が活きる

ビルメンには様々な業界の出身者がいます

それぞれ皆さん強みを持っているもので適材適所で活躍しています。

営業を長年やってた人は人に説明したり折衝するのが上手いので重宝されますし、ITや事務系の人だとパソコンについて詳しいので分からない事があったら質問されたりします。

定年して全く新しい事を覚えていくのも大変だと思います。

しかしビルメン業界ならあなたのこれまでのキャリアがきっと役に立つはずです。

せっかくならこれまでの経験を活かして仕事をしていきましょう。

ビルメン(設備管理)に中途採用されるために有利な前職とは?

出来ない事は専門業者へ

ビルメンの仕事の基本は一次対応です。

なんでもかんでもやらないといけないわけではないので難しい事があれば専門業者へお願いします。

「ビルメンは技術職というよりサービス業」とよく言われますがその通りだと思います。

ぶっちゃけそこまで難しいことはやっていないので定年後でも高齢者でも大丈夫ですよ。

愛想良く出来る人なら何も問題ありません笑(ビルメンなので愛想すら無い人でも勤まっている・・・)

【実体験】系列ビルメンは技術職じゃない、サービス業だ【現実】

セカンドキャリアとしてビルメンになる方法【3ステップ】

「ビルメンってどうやってなるの?」という方のために簡潔に説明します。

結論から言うと、

  1. 職業訓練(ビル管理科or電気設備科)に通う
  2. ビルメン4点セットを取る
  3. 転職サイトに登録する

この3ステップが一番おすすめ。

職業訓練に通う

未経験からビルメンになるにはなんだかんだ職業訓練が一番コスパ良いです。

本当に数え切れないくらいのメリットがあります。

詳しくは別記事で書いているのでそちらを参照。

▼職業訓練に関する記事はこちら▼

ビルメン4点セット取得

ビルメンは資格が大変重要視されます。

ビルメン4点セットという資格を持っているのといないのとでは、採用率が大きく違ってきます。

ビルメン4点セットとは、

  • 第二種電気工事士
  • 危険物乙4
  • ボイラー技士2級
  • 第三種冷凍機械責任者

のことです。

定年後に半年~1年かけてこれらの資格が取れたらもういつでもビルメンになれますよ笑

▼詳しくはこちら▼

転職サイトを活用

職業訓練に行って、資格も取ったら準備OKです。

早速転職サイトに登録して就職活動を進めていきましょう。

自分で進めても良いし、エージェントに相談してもOKです。

注意点として、定年後で高齢ということでいきなり正社員は厳しいかもしれません。

アルバイト、派遣、契約社員でも仕事内容はあまり変わらないので、幅広く受けてみることをおすすめします。

とりあえず入門としてリクナビNEXT に登録して各種のビルメン求人を眺めてみましょう!

▼ビルメンになるためにおすすめの転職サイト▼

転職なら【DODA】求人情報・転職支援会員募集というサイトでは、エージェントに相談しながら就職活動を進めることも出来ますし、自分でやることも可能です。

無料登録をすると非公開求人も見れるので、一度登録しておくと、良い求人を見逃すことも無くなります。

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  2. 年収交渉をしてくれる
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DODA公式サイト

まとめ

いかがでしょうか?

ビルメンという仕事を定年後も続けることについてのメリットを紹介してみました。

設備管理というのは「細く長く」という言葉がピッタリで、これからの時代に合ったおすすめの仕事であると考えています。

資格を取ったり経験を得たら、楽の出来るとてもコスパの良い職業です。

これから近い将来もしかしたらビルメン希望の人が増えるかもしれません。

そうなると早いうちから情報収集をして動いて資格や経験を積んできた人が有利になります

ビルメンテナンスの仕事に必要な能力に関しては下に参考記事のリンクを貼っています。

「生涯現役」になるかもしれない現代社会で生き抜いていくために自分のキャリアをどうするべきか?

一度立ち止まってよく考えてみることをおすすめします。

もし自分の進路を考えた時にビルメンという選択肢が出た人がいたらぜひ私のブログをよく読んでみてくださいね。

お役に立てるような情報を掲載できるように日々精進していきます。

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