こんにちは、ビルメンのイサカです。
突然ですが、ビルメンテナンス業界の離職率、知ってますか?
「結構低いんじゃない?」
と思ったそこのあなたはこの記事を読みましょう。
現役ビルメンのぼくの肌感覚としてビルメン業界の離職率って結構高いんです。
その理由を解説します。
ビルメン道具について:ビルメンになって自腹で購入した仕事道具8選【あると便利】
ビルメン業界の離職率が意外と高い理由4選
現役ビルメンであるぼくの肌感覚になり恐縮ですがビルメンテナンス業界の離職率は結構高いように思います。
ぼくの働いている会社でもそうですし、他の会社の話を聞いても結構あっさり人が辞めていっているように感じます。
ではなぜビルメン業界は離職率が高いのでしょうか?
理由を考えてみたら次の4つが思い浮かびました。
- 思ったより激務だから
- 思ったより給料が安いから
- 転職するのが普通の業界だから
- 人間関係が面倒くさいから
詳しい解説をしていきます。
①思ったより激務
ぶっちゃけて言っちゃうとビルメンになる理由の一つに「楽をしたいから」というのがあると思います。
現にぼくも何となく楽そうなイメージだけでこの仕事を選びました。
ネットにも書いてるじゃないですか、楽でまったり最高の仕事だ!って笑
だからそういうイメージでビルメンになったのに、病院やらホテルやら忙しくて息をつく暇もないような現場に配属されて仮眠もろくにとれないような激務現場になると、
「こんなはずじゃなかった」
と辞めることになる人も多いんですよね。
関連記事:【商業施設・ホテル・病院】ビルメン3大激務現場とは?本当にきついのか?
②思ったより給料が安い
ビルメンになる以上、薄給だということは覚悟している人が大半だと思います。
まさか、「ビルメンで年収1000万円狙うぜ!」って人はそんなに居ないはず。
しかし悲しいことに薄給を覚悟していた人でも「これでは暮らせないよ」って金額のところも実際あるんです。
子どもを養うとか高価な車や時計を買うとかそういうのはもちろん、都会で普通に一人暮らしをするのすら難しいような給与ではちょっと長く働くのは厳しいと思いますよね。
そういうところは定年退職後に年金までの繋ぎのような人を対象しているケースもあります。
いずれにしても、
「想像以上に安かったので、もう少し稼げるところにいってきます!」
とビルメンテナンス業界から去る人もわりとよく見ます。
関連記事:【悲報】ビルメン(設備管理)の給料が安い理由とは?
③転職するのが普通の業界
多くの人がビルメンを辞める理由に「そもそもビルメン業界が転職上等な業界だから」というのがあります。
例えば、資格を取って経験を積んで独立系から系列系に転職して待遇アップというのはよく聞く話ですよね。
一つの会社にずっと居てもそこまで待遇は上がらないし資格手当などもしれているので、サクッと待遇を良くするなら転職という選択肢が浮かんできます。というかそれ一択。
僕もそうですし多くのビルメンが同じはず。ちなみにサイトはリクナビNEXT をメインで使いました。
面接官もそのことは分かっているので、ビルメン業界の中で何社か転職していても次の会社にあっさり受かったりすることもままあるのです。
実際ビルメンをしている人の中には5社や6社、もしかしたらそれ以上の会社を渡り歩いている人も珍しくないかもしれません。
なのでビルメンになったとしても辞めて転職するハードルが他業界に比べて低いので離職率が高くなるのかも。
関連記事:【決定版】ビルメンを目指している人にオススメの転職サイトは?
④人間関係が面倒くさい
人生の悩み、仕事の悩みの大半は人間関係と言われるほど人間関係で心すり減らしている人は多いはず。
ましてやビルメン業界と言えば奇人変人の巣窟とまでは言いませんが、ちょっと癖のある人の割合は明らかに他業界に比べても高いんです。
そんなビルメンテナンスの世界で運悪くやばい同僚に当たっちゃったらそりゃもう辞めますよね笑
③で書いたように辞めたとしても、次の会社に拾われる可能性は割りとあるので、「ここを辞めたらもう人生終わりだ・・・」みたいになることもなくサクッとみんな辞めていき、高い離職率の出来上がりです。
関連記事:【人間関係に注意】速攻で逃げるべきビルメン現場4選【パワハラ】
ビルメンに期待しすぎるのはやめよう
上記で挙げたようにビルメンテナンスの世界を辞めるということの本質は、
「こんなはずじゃなかった」
に尽きると思います。
これはビルメン業界に期待したけど、思った感じじゃなかった(期待を裏切られた)と感じることから来る行動だと思います。
要はビルメン業界に期待しすぎている状態なんですよね。
- 給料は安いし
- 汚いことも危ないこともあるし
- 夜勤はしんどいし
- 同僚はたまに変な人がいるし
こんな風に最初からビルメンに対するハードルを下げておけばあまり落胆することもなく意外と仕事を長続きするかもしれません。
あとやっぱり最後は現場次第なので運ゲーの側面は否めません。
同じ会社でも人によっては素晴らしい会社に感じるし、人によっては超絶ブラックに感じたりします。
そのためにもビルメンの求人が載っている主要な転職サイトは全て登録しておくことをおすすめします。
では、また。(比較表からそれぞれの公式サイトへ行けます)
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