2020年のお礼と2021年のビルメン業界の動向予想について

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ビルメン(総合)

こんにちは、系列ビルメンのイサカです。

いつもブログに来ていただき、本当にありがとうございます。

おかげさまで2019年に始めたこのブログも多くの人に見てもらえるようになりました。

引き続きビルメンを目指す初心者の方に向けて役立つ情報を書いていきたいです。

最近はネタが無くなってきたので更新頻度は下がっていますが、ちょくちょく過去の記事を修正したり加筆したりしています。(ツイッターもやっています良ければフォローお願いします)

2020年はコロナの影響で多くの業界が打撃を受け、ビルメンテナンス業界に関しても資格試験の中止や延期、ホテルビルメン求人の減少、全体的な倍率の上昇などの影響があったことと思います。

そこでこの記事では2021年のビルメンテナンス業界の動向などを予想してみたいと思います。

それでは行ってみましょう。

2021年ビルメン業界①ビルメン倍率は上がりそう

まず全体的な話について。

2021年は無資格や未経験からビルメンになる場合、少しハードルが上がるかと個人的には思っています。

ビルメン業界というのは世間の景気が良い時にはあまり人気がなく、無資格だったり未経験でも割とすんなり内定をもらいやすいです。

ところが雇用状況が悪くなってくると話は変わってきます。

会社が潰れたり、クビを切られたりした人がビルメン業界にも流れてきて競争率が上がるのです。

  • 未経験者よりは経験者
  • 無資格者よりはビルメン資格所持者

ではないとなかなか仕事が見つかりにくくはなりそうです。

コロナの影響で飲食・観光・製造業を雇い止めになってしまった方へ|ビルメンはどうですか?の記事で書いたように製造業・飲食業・観光業などを中心に仕事を失って大変な方も多いです。

他にもたくさんの業界、会社で失業し次の仕事を探したり職業訓練に通ったりする人も増えていると聞きます。

実際に周りでも、

  1. 書類選考が通りにくくなった
  2. ビルメン4点セットのうち何個か揃えたのに内定が出ない
  3. 経験者募集が増えた

などの声も聞いています。

ビルメンは不景気の時の受け皿的な仕事でもありますので、ある意味仕方ないことではあります。

とはいえ、「2021年からは経験者しかビルメンになれないか?」というとそういう事はありません。

転職サイトやハローワークにも求人は出ています。

これまでと同じように資格を取り、一つ一つ丁寧に求人を確認して、どこかに内定をもらって入れたらそこでコツコツ経験を積む。

多少競争率が上がっても、やることは今までとなんら変わりません。

↓に参考になりそうな記事を置いておきます。

【ポリテク】未経験者がビルメンになるには職業訓練を利用することが絶対おすすめな理由

【安泰?】ビルメン業界で食いっぱぐれないための資格と経験とは?

ビルメンの面接でよく聞かれる質問と言ってはいけないNG回答例

【完全版】設備管理への転職方法まとめ!|志望動機は?自己PRは?

2021年ビルメン業界②資格への不安

2020年は数多くの資格で中止・延期が相次ぎました。

ビルメンに関連する資格でも電気工事士など影響のあったものもあります。

そして資格の開催について2021年にどうなるのかは誰にも分かりません。

今まで通り開催されるのか、それとも延期や中止などの影響が出るのか。

言うまでもなく、ビルメンにとって資格の有無はかなり重要で、転職や就職にも影響しますし、資格手当などで年収にも直結します。

そんな大事な資格を「そもそも受けられないかもしれない」という不安があるのは結構きついですよね。

これからは「コミュニケーション能力」とか「電気工事が出来る」とか「書類作成が得意」などの資格以外の面でアピールすることの比重が大きくなるかもしれません。

資格を取ることで評価されるし年収もアップするというのがビルメン業界の魅力の一つでもあったのですが、そこに不安ができてしまったので、「資格一点張り」のビルメンには冬の時代が来ると言えるでしょう。

【完全版】設備管理に必要な資格まとめ!|需要や難易度は?

三度の飯より資格が好きな人は設備管理業界へお越しください【天職】

「資格」だけに特化してビルメン業界で食っていく事は難しい?

2021年ビルメン業界③ホテルビルメンの減少

経費削減で設備員の数を減らす、常駐から巡回メインになるなど、ビルメン一人あたりの仕事量は増える傾向にあることは業界の方なら感じているかもしれません。

そしてこれから特に減っていきそうなのはホテルビルメンなのではないでしょうか。

観光自体の需要がしばらくは回復しなさそうなので、それに伴いホテルの宿泊需要も減少、サラリーマンの使うビジネスホテルにしても、出張の減少とオンライン会議などの浸透で需要減。

となれば、ホテルビルメンもそれほど必要なくなっていきます。

多くの現場を抱えているビルメン会社なら他現場へ移動できるかもしれませんが、そうでなければ人員整理もあり得るでしょう。

【商業施設・ホテル・病院】ビルメン3大激務現場とは?本当にきついのか?

【大学・データセンター・空港】マイナーな設備管理の現場ってきつい?

不景気が来たらビルメン人気が高まる?【今のうちに対策を】

2021年のビルメン業界を攻略

さてこのような予想の中、これからビルメンになりたい人はどう行動していくのが良いのでしょうか。

これについては今まで通りやるべきことを地道にやっていくしかありません。

このブログでもいつも言っているように「資格」「経験」をコツコツ積んでいくこと。

そして転職やキャリアアップ、資格取得などをきっかけにして自分が求めるビルメンらしい働き方を探していくことです。

  • 一人現場を目指す人
  • 忙しくても年収は高い方が良い人
  • 年間休日120日+明け休み+有給フル消化で自分の時間が欲しい人

ビルメンとしての実力を高めればそれだけ自分の行きたい現場にも行ける確率は高まるはずです。

リクナビNEXT などの転職サイトへの登録も忘れずに。

そのためにも例え資格試験の先行きが不透明でも一応勉強して準備しておく、今の現場で学べることは全て吸収するつもりで貪欲に日々の仕事をする。

書類選考が通りづらくなっても、未経験で落とされることが増えても、どこかにはきっと入れます。

このご時世なので派遣ビルメンからスタートするのもアリです。

とりあえずどこかに入ってとんでもないブラック企業でさえなければしばらく修行してみてはいかがでしょうか?

その間に資格を取り、また転職市場が上向いてきたら転職を狙う、と。

【働き方】派遣ビルメンになるメリット3選【正社員だけじゃない】

まとめ

いかがでしょうか?

大変な時代ですが、なんとか皆で乗り越えていければと思っています。

2021年の終わりに笑って年を越せるようにこの1年頑張っていきましょう。

僕も引き続き頑張ります。

ご精読ありがとうございました!

【完全版】ビルメンになるには?|20~60代まで年齢別ステップ!