「ビルメンになってどんな資格を取ってどれくらいの経験を積めば食いっぱぐれることがなくなるの?」
このような疑問を持っている方はいませんか?
どんな業界や職種でもそうですけど、「経験者」は転職に強いです。
実務経験を積んで、スキルを身に付けて、資格を取れば引く手あまたな存在となり、会社に依存する割合を減らすことができます。
これはビルメン業界においても同様です。
それではどれくらいの資格と経験があれば安心できるのか?
この記事ではそのような疑問に答えていきます。
気になる方はぜひ読んでみてください。
現役系列系ビルメンの私が解説します!
転職回数に優しいビルメン(設備管理)業界
ご存知の方も多いかもしれませんが、ビルメンテナンス業界は転職回数に優しいです。
周りを見ても転職回数3~6回くらいはゴロゴロいます。
ビルメン会社を渡り鳥のように何社も移動している人もいれば、全然違う会社からビルメン業界に飛び込んでくる人もいます。
新卒で入る人なんてめちゃくちゃ少ないです。
転職回数が多いことは面接官も分かっているし、理解があるところが多いのでそれほど不利にはなりません。
人手不足な業界ですので、ちゃんとした経験と資格を持っているなら、転職もスムーズに進み、食いっぱぐれることは少ないです。
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設備管理業界ではこれくらいの経験を積めば食いっぱぐれない
経験はもちろん多ければ多いほど良いです。
10年、20年と経験を積むことができて、それなりに真面目に勤務していればもう食いっぱぐれることは無いでしょう。
最低限これくらいの経験年数があれば良いかなというのは、個人的には「2年」だと思います。
2年ビルメンとしてしっかり勤務すれば、多くの会社で経験者として期待され、転職の際も採用される確率が高まっていくと思います。
ただ漫然と勤務するのではなく、密度の濃い勤務をしていけば、1~2年ほどの短期間でも急激に成長することができます。
それを面接で語れば、もはやビルメン業界で食いっぱぐれることはないでしょう。
有能ビルメンが仕事を10年続けるとどうなるか?【ダイヤの原石】
食いっぱぐれないために取得しておきたい資格
これは圧倒的に「ビル管(建築物環境衛生管理技術者)」です。
これがあるかないかで食いっぱぐれるか食いっぱぐれないか全然違ってきます。
もちろんビル管より難しい電験三種とかあれば良いですけど、仕事しながら簡単に取れるものではないです。
ビル管なら勤務しながらの勉強でも取得が可能な割には効力は圧倒的にあります。
「ビルメン業界ではビル管を取得すれば食いっぱぐれない!!」
これは覚えておいてください。
書類選考の通過率が段違いに上がりますし、年収も高確率で上がります!
2年の実務経験があればビル管を受験することができるようになるので、その意味でも2年くらいは働いておいた方が良いです。
ビルメンが最低限取るべきたった2つのおすすめ資格【コスパ良し】
あなたを必要としてくれるビルメン会社は必ずある
ビルメン会社にも超絶ブラックからホワイトまで色々な会社があります。
ビルメンになりたての頃はあまり選べる立場ではないので、多少きつい現場でも仕方ないかもしれません。
しかしこの記事で紹介したような資格や経験を積み、スキルアップをしていくと、徐々に「選べる立場」になっていきます。
ある程度勤めたら、自分の求める環境を探して転職活動をしてみるのも良いでしょう。
ちなみに、ぼくは転職エージェントのdoda に相談して仕事を探していました。親身に相談に乗ってくれて、面接の日程を調整してもらったりもしたので、使ってみて良かったです。(無料です)
さて、楽さを求めるのか、給料を求めるのか、やりがいを求めるのか転職の希望は人それぞれですけど、それまでの経験や資格を活かして自分がどこまで行けるのか試してみるのも良いと思います。
ビルメンを2年間くらい経験してビル管の資格を持っていれば、必要としてくれる会社なんていくらでもあります。
「どうせ無理だろう」なんて諦めずに、より良い環境を目指しましょう。
まとめ
いかがでしょうか?
ビルメンとして食いっぱぐれないための経験と資格についての解説でした。
復習すると、
- 経験は最低限2年以上
- 資格はビル管(建築物環境衛生管理技術者)
まずはここら辺を目指しましょう。
ここまで来て、もし他の業界や仕事をやってみたいと思ったら、そっちを試してみるのも良いと思います。
ビルメンはブランクがあってもOKですし、高齢からでも始められます。
経験者として2年とビル管があれば再就職も容易に出来るでしょう。
それでは良いビルメンライフを!
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