ビルメンが最低限取るべき最強のおすすめ資格2選【コスパ良き】

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ビルメン(資格)

「ビルメンに興味があるけど、たくさんの資格が必要みたいだし大変そうだ」

このように感じてしまう人はいませんか?

ビルメンテナンス業界は必要とされる資格が本当にたくさんあり、会社からも取得のプレッシャーを感じることがあります。

確かに資格は取れば取るほど評価されますし、年収アップやキャリアアップ転職のためにも、絶対に持っておいた方が良いです。

でも中には「資格勉強する気が起きないし、資格は最低限だけ取って他の事に時間を使いたい」という人もいるでしょう。

この記事ではそのような方に向けて、

  • ビルメンが最低限取るべきたった2つの資格
  • なぜ資格が必要なのか?
  • 資格以外の強みを持とう

以上の疑問に答えていきます。

ビルメンの「資格」に関しては以下の記事も参考にしてください。

【優先順位】ビルメンが最低限に取るべき最強の資格2選【高め】

結論から言いますとビルメンの仕事で最低限これだけ取っておけば良いという最強のおすすめ資格は、

  • 第二種電気工事士
  • ビル管(建築物環境衛生管理技術者)

この2つです。

それでは以下の記事でそれぞれの資格の解説と、この2つの資格だけでOKな理由をお答えします。

【ビル管理の一歩目はこれ】第二種電気工事士

第二種電気工事士というのは「ビルメン4点セット」の中の一角を占め、4点セットの中では最も重要な資格です。

この資格を取ることにより、

  • 電気の基礎的な知識を得ることができる
  • 工具の使い方を覚えて扱えるようになる
  • 実際に電気工事ができるようになる

以上のようなメリットがあります。

資格の詳しい内容については別記事で解説していますので、そちらをご覧ください。

【筆記編】第二種電気工事士は過去問が命!独学の勉強方法は?

初心者でも大丈夫!第二種電気工事士の技能試験の練習方法は?

【メリット】ビルメンと電気工事士どっちを選ぶか?【デメリット】

【これを取れば一人前】ビル管(建築物環境衛生管理技術者)【上位資格】

ビル管の資格は「ビルメン三種の神器」と言われる高難易度資格のうちの一角です。

三種の神器の中では一番簡単ですが、それなりに勉強しないと取れない資格で、ビルメンはこの資格を取得して一人前という意見もあります。

ビルの設備管理に関して幅広い知識を問われる試験で、大きなビル(建物)にはこの資格を持っている人を選任しないといけないと法律で決められています。

ビルメンとしてスタートして、4点セットを苦労して取得して、仕事にも慣れてきたころに、「ビル管でも取るか」と取得する人が多い印象です。

個人的にはビルメン3~5年目には4点セットとこのビル管を取っておくと良いと思います。

そしてそれなりに現場で経験を積んでいれば、もう一人前のビルメンの仲間入りでしょう。

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【ビルメン】建築物環境衛生管理技術者とは?【難易度・合格率】

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どうしてこの2つの資格をおすすめするのか?

まずビルメンで無資格というのは相当厳しいです。

何か資格でも取れよと絶対に言われます。

相当実務が出来て、何か他の強みがあるなら別ですけど、そういう有能な人は資格もスパッと取ってしまいます。

出来るだけコスパの良くて、有効性があり、持っていて損がない資格を2つだけ選ぶとしたら私なら電工とビル管を選びます。

ビルメンに必要な資格は多種ありますが、王道は「4点セット」と「三種の神器」です。

この中で電工二種は4点セットの中で一番重要です。

そしてビル管は三種の神器の中で取得可能性が高くて、需要も高い資格です。

もちろん自信がある人はビル管の代わりに電験三種でも良いです。

そっちの方が強みになるでしょう。

ただ、働きながら電験三種を取得するのは相当難しいし、根気が必要です。

ビル管なら働きながらでも取得するのは現実的なのでまずはビル管から目指すのがマストでしょう。

電工取って、「他の4点資格は勉強中です」と言って、

ビル管取って、「一応次は電験三種を目指します」とでも言っておけば良いでしょう。

電験三種、エネルギー管理士以上を持っているビルメンもなかなか少ないので、ビル管一つ持っておけばゴチャゴチャ言われることも少ないと思います。

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【電験三種の参考書・勉強法・勉強期間】効率良く学習するために

ビルメン初心者はまずは需要のある資格から取るべし

ここまでで説明してきたようにビルメン初心者はまずは需要のある資格の中で取りやすいものから順に取っていくのがコスパが良いです。

他に興味のある資格があって、そっちを取りたいと思うかもしれませんが、他の資格に挑戦するのは最低でも第二種電気工事士を取ってからにした方が良いでしょう。

電工を取ってない人に対しては「さっさと取れよ」みたいなプレッシャーがありますから(笑)

「ビルメン初心者はまずは思考停止して第二種電気工事士を取る!」

これで良いと思います。

たまにですけど、危険物の資格を1~6まで集めてみたり、消防設備士の資格を何個も取る人もいます。

もちろんすごく良いことですけど、意外と電工やビル管を持ってない人だったりするので、優先順位をつけて電工を先に取れば良いのになあとは思います。

技術系の通信教育講座ならJTEX などのビルメンテナンス関連の技術系資格に特化した通信講座もあるので、独学が苦手な人は見てみると良いですよ。

そもそも何故ビルメンテナンスに資格が必要なの?

昔の古い設備は発電機にしろボイラーにしろ冷凍機にしろ資格が無ければ動かすことができませんでした。

しかし最近のビルの設備は資格が無くても大丈夫なものばかりです。

そういう意味では資格は不要なような気がします。

しかし実際に資格は必要です。

その理由は、

  • 設備を扱う基礎的な知識だから
  • ビル管理会社は資格の取得者をアピールして会社の力を示したいから
  • オーナー側から見ると資格を何も持っていない人たちばかりに頼むのは不安だから

やはり資格を通して設備の知識を一通り学習しておくことは絶対に必要です。

普段の仕事の中で、設備の簡単な仕組みだったり用語の意味だったりを事前に知っておくというのは大切なことです。

仕事に役立つので資格は取りましょう。

そして特に最低限取るべきは電工二種とビル管になります。

次は4点セットの三種の神器の残り。

そしてそれ以外の消防設備士などの資格も余力があれば狙えば良いでしょう。

【5点セット】ビルメンに消防設備士は必要か?解説する

ビルメン初心者が読むべきおすすめ本3選【実務書はこれだけ】

中には無資格ビルメンを貫く人も・・・

たまに50歳や60歳を超えてほとんど資格を持ってない人もいたりします。

そこまで突き抜けるとむしろ格好良い気もしますね(笑)

なんの美学か知りませんが、とにかく頑なに資格を取る気がないようです。

おそらく長いビルメン人生の中で幾度となく「資格を取れ!」と言われてきていると思うのですが、嫌になったりしないのでしょうか。

私はそういうのを言われるのが嫌ですから、取れそうな資格は取るし、例え勉強してなくても「今◯◯の資格を勉強中です」と言うこともあります(笑)

【市場価値を高める】資格以外の強みを持てば鬼に金棒

資格を取ることは大事ですが、それ以上に何か他の強みを持つと良いです。

  • パソコンが得意
  • 人と喋るのが得意
  • 空調に詳しい
  • 電気工事が出来る

なんでもかんでも出来る必要はありません。

一つでも二つでも得意なことがあれば、現場に居場所も出来てくるでしょう。

資格も大事ですけど、最低限この記事で紹介した2つだけ取って、その後は自分の得意な事や伸ばしていきたい事をやるのも良いでしょう。

何年もずっと資格勉強をするのも疲れると思います。

自分に出来ることを増やして、市場価値を高め、「選ばれる人間」になりましょう。

そういった意識で続けていれば、良い現場に空きが出来た時にお声がかかるかもしれません。

意外とこの業界、紹介とかで知り合いを引っ張ってくることも多いです。

有能ビルメンが仕事を10年続けるとどうなるか?【ダイヤの原石】

「資格」だけに特化してビルメン業界で食っていく事は可能?

資格を隠す?いえ、取ったらアピールしよう

たまに資格を隠す人もいるみたいですが、基本的に取得した資格はアピールした方が良いです。

社内の人に対してもそうだし、SNSで資格勉強仲間に合格報告するのも良いでしょう。(自慢みたいにならないようには気を付けたいです)

どこの誰がきっかけで、チャンスがやってくるか分かりません。

資格に合格したというのを聞きつけて昇進や転職などに繋がることも珍しくはないですよね。

あとは、そうですね、リクナビNEXT などの転職サイトにも資格入力の欄があるので、そこにも記入しておきましょう。

企業の方からオファーが来ることもあるので入れておいて損はないです。リクナビだけでなく、doda もおすすめですよ。

まとめ

いかがでしょうか?

ビルメンが最低限取得するべきたった2つの資格を紹介して私なりの意見を添えました。

復習すると、

  • 第二種電気工事士
  • ビル管(建築物環境衛生管理技術者)

この2つだけです。

コスパ抜群です。

そしてもう一つ、資格でも実務でもなんでもそうですけど、自分の出来る事・得意な事を増やしていきましょう。

資格を最低限取って、ハイ終わりではなくて、資格に使うはずだった時間を別の有意義な事に使いたいですね。

それでは良いビルメンライフを!

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