高所恐怖症はビルメンという仕事に向いていない【恐すぎる】

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ビルメン(仕事内容)

ビルメンに興味があるけど、「高所恐怖症」の方はいますか?

高所恐怖症の人って身の回りでも意外と多い印象です。

私自身も軽度~中度くらいの高所恐怖症で、ビルメンになってからはそのせいで多少なりとも苦労しました。

調べていくと分かりますが、ビルメンの仕事は思った以上に高所の作業が多くなります。

高いところが全然苦にならない人はそれだけで大きなメリットとなります。

この記事では、

  • ビルメンの高所作業ってどんなのがあるの?
  • 高所恐怖症の人でもやっていけるの?
  • 高所恐怖症って克服できるの?

このような疑問に答えていきます。

この記事を読むことで、ビルメンの仕事についての理解が深まり、高所恐怖症でビルメンをやっていけるか心配な人に参考になると思いますので、良ければ読んでみてください。

▼ビルメンの仕事内容についての記事はこちら▼

【独立系編】設備管理会社の基礎的な仕事内容を紹介【ビルメン】

系列ビルメン(設備管理)の仕事内容とは?【解説】

こんなにあるビルメン(設備管理)の高所作業

体感ですけど、ビルメンになるとほぼ毎日何かしら高所には登ります(笑)

めちゃくちゃ恐いこともあれば、全然恐くないこともあります。

めちゃくちゃ恐い高所とは、「落ちたらやばい、怪我をする可能性がある」場合のこと。

全然恐くない高所とは、「単に高いところにいるだけで落ちる可能性はほとんど無い」場合のこと。

私が軽度の高所恐怖症と言ったのは、後者は大丈夫だからです。

安全だとしても、単に高いところの景色が苦手という人には正直ビルメンは厳しいかもしれません。

それではビルメンの高所作業を列挙してみます。

  • 脚立での作業(管球交換・エアコンのフィルター清掃など)
  • 受水槽などの設備の上面の点検
  • 屋上での作業

各項目を説明していきます。

【設備管理の高所作業1】脚立での作業

ビルメンの高所作業で一番多いのが脚立作業です。

9割くらいはこれでしょう。

脚立に乗って何をするかと言うと、管球交換が多いです。

大きなビルだと毎日何かしら蛍光灯が切れたりするので、管球交換が発生します。

不思議なもので、毎日連続で管球交換に当たることもあれば、上手い事回避して1週間くらいやる機会がないこともあります。

室内のそれほど高くない場所の脚立作業だと、何度かやればすぐ慣れるはずです。

私も高所作業は室内の管球交換からスタートしました。

室内で天井も低いのですが、最初はめちゃくちゃ恐かったのを覚えています。

しかし不思議と何回もやっていたら慣れてきて、恐怖は和らぎました。

恐くなくなってきた時あたりに油断が生じて、危ないということが多いので、そこは気をつけるようにしています。

余談ですが、駐車場とか吹き抜けの廊下とかの相当高いところの管球交換は本当に恐いです。

落ちたら一巻の終わりなので、安全には十分気を付けて行動しますが、それでも毎回緊張します。

【設備管理の高所作業2】 受水槽などの設備の上面の点検

高所作業で一番恐怖を感じるのはこの作業です。

点検などで受水槽やらクーリングタワーやらの上部を見ないといけないのですが、ハシゴを登って上に立った時が非常に恐怖を感じます。

先輩方は全然恐くなさそうで平気な顔をしているのが最初は信じられなかったです。

こちらも何度か経験するうちに確かに慣れては来るのですが、それでもやりたくない仕事の一つです。

上部に登るのは良いのですが、足場が不安定なことも多く、慎重に行動しています。

【設備管理の高所作業3】 屋上作業

屋上は風が強いことも多いので注意が必要です。

屋上においてある設備の点検などで、屋上作業になることもありますが、オフィスビルの屋上なので高さは相当です。

高いところが苦手な人は下を見ないようにしましょう(笑)

屋上の端の方に近付くことなんてほとんど無いですし、一応柵のようなものはあるので、そこまで恐いわけではないですけど、強風の時などはやはり恐怖を感じます。

台風時などは要注意です。

高所恐怖症の人がビルメンになるとどうなるか?

では高所恐怖症の人がビルメンになるとどのような弊害が起こるのでしょうか?

私の身に実際に起こった変化を下記に紹介します。

管球交換が憂鬱になる

慣れるとは言え、やはり管球交換は憂鬱です。

なるべくなら自分に当たってほしくないので、「今日は管球交換依頼が来ないでくれ」と祈るようになります(笑)

心臓がドキドキして足が震える

ビルメンになった本当に最初の頃は、こんな感じで高所作業ごとにドキドキしていました。

一緒になった先輩ビルメンに「足震えとるやないか!(笑)」といじられたりもしていました(笑)

ちなみに先輩ビルメンたちは良い人ばかりで、最初は簡単な高所作業からスタートして、徐々に徐々にレベルアップさせてくれたので感謝しています。

私も後輩には絶対に無理はしないように伝えています。

自分がビルメンには向いていないのではと考える

正直、高所恐怖症だとビルメンに向いてないとも言えます。

しかし後述しますが、場数を踏むとだんだん慣れる人も多いし、例え高所作業が無理でも他の業務でカバーすれば全然問題ないのであまり心配しないようにしましょう。

とりあえず低い天井の管球交換をゆっくりで良いから安全に確実に出来ればそれでOKです。

ビルメン(設備管理)に向いている人ってどんな人?【5選】

【注意点】高所作業時に気をつけること

  • 周囲の安全を確認する
  • 二人以上で作業する
  • ヘルメットを着用
  • 安全帯を着用
  • 危険予測をする
  • 体調が悪い時は控える
  • 絶対に無理はしない

会社や先輩からも安全対策については口を酸っぱくして言われると思いますが、自分でも気を付けておきましょう。

最低でも上記のことは注意してください。

【自分の実体験】軽度の高所恐怖症なら意外と慣れるかも

これは私の場合の実体験ですので参考程度にお願いします。

これまでにも書いたように、最初は低い天井の蛍光灯を交換するだけでも冷や汗が出るくらいドキドキしていました。

しかし人間とは不思議なもので、何度か経験するうちに段々と慣れてきて恐怖は無くなってきました。

最初に脚立を登った時は「ビルメンになったのは失敗だったか(泣)」と軽く後悔したのに(笑)

そういうわけなので、もし高いところが苦手だけどビルメンが気になる人がいたら、一度チャレンジしてみるのも良いと思います。

最近は特に安全対策にはうるさいので、いきなり危険な非常に高いところを一人でやらせるということは無いでしょう。

もしそんなところがあれば、すぐに逃げてください。

「ココに居たらいつか怪我をしそう・・・」というやばい会社の場合は、見切りをつけてリクナビNEXT などの転職サイトで新しい職場を探した方が良いでしょう。

やっぱり十分な安全対策をして気を付けて仕事できる現場に行きたいですよね。

ただ、本当に重度の高所恐怖症で、高いところに登っただけで冷静に行動できないというような人は辞めておいた方が賢明です。

とにかく絶対に無理はしないで、自分の身は自分で守るということを徹底してください。

▼その他、ビルメンで危険なことを解説▼

危ない!ビルメンの仕事で危険な事3選【ヒヤリハット】

まとめ

いかがでしょうか?

ビルメンになるためには高所作業は基本的に避けては通れない道です。

高いところが平気な人はそれだけでビルメンの適正があります。

作業において何よりも優先されるのは「安全」です。

難しいと思ったら断る勇気を持ち、安全対策を徹底して、油断や手抜きの無いように作業していきましょう。

それでは、ご安全に!

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