ビルメンに興味を持ったあなたは色々調べているうちに「常駐ビルメン」や「巡回ビルメン」という言葉を知るでしょう。
ではその2つがどのように違うのか分かりますか?
私は最初にこの言葉を知った時によく分かりませんでした。
この記事では昔の私のような人のために常駐ビルメンと巡回ビルメンについて解説しています。
ビルメンの勤務形態を知り、ぜひあなたの転職活動に役立ててください!
常駐ビルメンと巡回ビルメンの違い
ビルメンは2種類に分けることが出来ます。それは「常駐ビルメン」と「巡回ビルメン」です。
それぞれ違いがあり、メリットもデメリットもあるので説明したいと思います。
ビルメン(設備管理)を目指す方はぜひ参考にしてみてください。
常駐ビルメンとは?
常駐ビルメンとは1つの現場に常駐して、そこのビルだけで働くビルメンのことです。
一般的に皆さんが想像するビルメンというのはこっちの方ではないでしょうか。
比較的大規模なビルを管理する場合は常駐ビルメンを複数人配置します。
そして、日勤や宿直などの勤務を組み合わせて、24時間常に誰かが防災センターにいるようにしています。
一つの現場でじっくり設備の管理をしたいという人に向いています。
巡回ビルメンとは?
巡回ビルメンとは複数の建物を担当して自動車や電車や自転車を使って各ビルを巡回して点検・管理するビルメンのことです。
こちらの巡回型はきついイメージがあるのではないでしょうか?
それは正解で、基本的にこっちの方がきついと思います。
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常駐ビルメンのメリットとデメリットを解説!
常駐ビルメンにはそれぞれメリットとデメリットがあります。
下記に紹介しているので、それぞれのメリットとデメリットを知って、常駐ビルメンが自分に合っているのかどうかよく考えてみてください。
常駐ビルメンの5つのメリット
- 一つのビルで腰を据えて働ける
- 夜間や緊急時の呼び出しも基本無し
- 自動車や自転車の事故リスクが無い
- 困った時もすぐに同僚に聞くことができる
- 楽な現場は天国
常駐ビルメンの4つのデメリット
- 暇すぎる現場だと時間が経つのが遅い
- 天国現場だとスキルがつかない
- 嫌な人が同僚に居ると24時間一緒に過ごさないといけないのが苦痛
- 一つのビルしか担当しないので他のビルの設備のことが分からない
巡回ビルメンのメリットとデメリットを解説!
巡回ビルメンの4つのメリット
- いろいろな建物の設備を見まくるのでスキルがメキメキつく
- 時間が経つのが早いので暇なのが苦痛な人には合う
- 実力がつくので転職した後にのちのち楽になる
- 残業代も含めて年収は高めになる
巡回ビルメンの5つのデメリット
- 単純に忙しい
- 緊急時にいきなり呼び出される
- 自動車で巡回する場合の事故リスク
- 色々なトラブルに一人で対応しないといけないので対応力が求められる
- マッタリからかけ離れている
常駐・巡回どちらが向いているかは人によって異なる
常駐ビルメンも巡回ビルメンもそれぞれ一長一短です。
私の職場には元巡回ビルメンをやっていた方がいるのですがその方は知識・技術ともにすごいです。話を聞くと巡回ビルメンで揉まれて実力がメキメキついたと言っていました。
私は遅かれ早かれどこかの現場で一回は経験を積んで修行するのは必要かなと考えています。
極楽現場で何年もボーッと過ごしてある日急に現場が変わって「使えないおじさん」になるのは皆さんも嫌でしょう。
そういう意味では体力のある若いうちに巡回ビルメンをやることはアリではないでしょうか。
とはいえ常駐ビルメンではスキルがつかないかと言えばそんなことはないですし、わざわざ巡回しなくても良いとは思いますが・・・
あとは「暇で時間が経つのが遅いのはどうしても嫌だ」とか「同僚とずっと雑談しないといけない環境はきつい」と考える人もいると思うのでそういった人は巡回がおすすめです。
私は「ビルメンをやるからにはそこそこマッタリしたい、巡回やるくらいならもっと稼げる仕事に行く!」みたいな考えですので就職活動をしている時は巡回型のビルメン求人は避けていました。
巡回型の求人も一応チェックはしていましたが給料は比較的高めな印象でしたね。
会社によっては常駐ビルメンに配属されるか巡回ビルメンに配属されるかギリギリまで分からないところもあると聞くので、内定承諾をする前にちゃんと確認してからが良いですよ。
「こんなはずじゃなかった・・・」と後悔しないようにきちんと調べて就職活動をしましょう。
それでは良いビルメンライフを!
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まとめ
- 基本的には常駐ビルメンがおすすめ
- 巡回ビルメンはきついことを覚悟すべし
- スキルをつけたければ巡回ビルメンを選ぼう
- 常駐も巡回も扱っている設備管理会社に入社する時はきちんと確認しよう
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