ビルメンの現場には2種類があります。
- 複数人で働く現場
- 一人で働く現場
この2つです。
一人で働く現場は俗に「一人現場」と言われています。
そのままですね(笑)
一人現場って天国なの?
一人現場に配属されたいけど、実際どうなの?
この記事では上記のような疑問を持つ人に向けて一人現場のメリットとデメリットを解説していきます。
ビルメン一人現場のメリット
ここではメリットとして3つを紹介します。
- 人間関係が無くて気楽
- 自分のペースで仕事できる
- 日勤で仕事できる
それでは各項目を深堀りしていきます。
人間関係が無くて気楽
一人現場の一番の醍醐味と言えば、これじゃないでしょうか。
ビルメンの中にはおしゃべり好きで常に話しているような陽気な人もたまに居ますが、多くの人は大人しい印象です。
「雑談とかもちょっとはするけど、やっぱり一人の方が気楽だなあ」と思うのは私だけでしょうか?
一人現場に配属になると文字通り一人で勤務することになるので、同僚や先輩などに気を遣うこともなく、(何もトラブルが無ければ)精神的に楽に勤務できます。
もちろんオーナーとか警備・清掃さんとか業者の人など人間関係が0になるわけではありませんが、同僚と24時間一緒ということは無くなります。
合わない人や嫌いな人と24時間ずっと一緒に勤務するのはしんどいですけど、一人現場ならそのような心配は皆無です。
土日の宿直時などは複数人の現場でも一人になることが多いと思います。
ふと一人になった時に、
「気楽だなあ、一人の方が良いなあ」
と思った人は一人現場をおすすめします(笑)
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自分のペースで仕事できる
一人での勤務だと、仕事の順番や進め方を全部自分で決めて行っていくので、マイペースで働くことができます。
複数人での勤務の場合は、他の人に何かを頼まれたり教えたりして、思った以上に自分の仕事が捗らないなんてこともあるかもしれません。
「自分のやり方・自分のペースで仕事を一気に片付けたい!」というような方はもしかすると一人現場が向いているかもしれません。
日勤で仕事が出来る
一人現場の場合はほとんどの人が平日の日勤勤務になると思います。
夜勤や仮眠ありの24時間勤務は基本ナシです。
ビルメンの中には宿直好きな人も居ますし、日勤がやりたい人も居ます。
なので日勤がやりたい人にとっては一人現場はおすすめです。
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ビルメン一人現場のデメリット
一人現場のデメリットとして4つを紹介します。
- トラブルが起こった時に自分で解決しないといけない
- 急な休みが取りづらい
- 夜間の呼び出しがあるかもしれない
- 孤独で寂しい
それでは各項目を深堀りしていきます。
トラブルが起こった時に自分で解決しないといけない
これは特に経験の浅いビルメンにとっては恐怖です。
複数人現場では詳しい人に分からないことを聞いて仕事が出来ますが、一人現場だと誰も助けてくれる人がいません。
トラブル対応などは経験や場数がモノを言うので、そういった経験が足りない場合は結構焦ります。
「トラブルが起きた時に上手く対応できなかったらどうしよう・・・」
このような不安から一人現場は嫌だと言うビルメンも多いです。
何もなければ気楽で天国なんですけどね(笑)
急な休みが取りづらい
一人しか居ない場合は休みもなかなか取りづらいでしょう。
特に体調不良などの急な休みです。
複数人現場で人数が十分足りている場合は代わりに出勤してもらうなどお互いに持ちつ持たれつで休めます。
しかし、そういった事が出来ないのが一人現場の難しいところです。
なるべく急な休みにならないように体調管理には気を付けて仕事をしないといけません。
【明け休み】ビルメン(設備管理)の年間休日はどれくらい?【有給休暇】
夜間の呼び出し
一人現場で夜間に警報などが発報した場合、連絡が入りすぐに見に行かなくてはいけない場合もあります。
複数人現場なら宿直中の人が対応しますが、一人現場だと誰もビルに居ないので仕方ありません。(警備さんなどは居ると思いますが)
頻繁に警報が鳴るようなことは少ないと思いますが、やはり勤務時間外に呼び出されるのは大変です。
こういったことが嫌なら一人現場は止めておいた方が良いと思います。
孤独で寂しい
一人で過ごして平気な人は良いですけど、誰ともしゃべらないのが寂しい人には一人現場はきついかもしれません。
私の知り合いのビルメンで一人現場の担当の人は、
「警備のおっちゃんとずっと喋っててめちゃくちゃ仲良くなった(笑)」
と言っていました。
ずっと一人というのも病んでくるかもしれないので、適度に喋る相手がいると精神的に良いかもしれません。
▼参考記事▼
一人現場の設備管理求人は非常に少ない
私はビルメンの求人を相当見ましたが一人現場の求人というのは非常に少なかったです。
多分一人現場自体が少ないんだと思います。
それに一人現場を任せるのは社内で仕事ぶりや様子を見てから決めているのでしょう。
面接だけでは分からないですからね。
まずは複数人の常駐現場か巡回で仕事をして、機会があれば一人現場の話が回ってくるといった感じだと思います。
もし「一人現場やりたい!」といった方がいれば、ひとまず常駐か巡回で複数人での勤務をして経験値やスキルを貯めるのがおすすめです。
ちなみに僕がビルメン求人を探すのに使っていたメインサイトはリクナビNEXT です。無料で使いやすくておすすめですよ。
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一人勤務にこだわるならセルフガソリンスタンドも良い
もし人間関係に疲れて一人勤務がどうしてもやりたいのなら、ビルメンだけじゃなくてもっと広く見るのもオススメ。
例えばセルフガソリンスタンドの夜勤などはいかがでしょうか?
夜勤なら一人勤務で危険物乙4の資格が必須になりますが、ビルメンなら大抵持っていると思うので資格的には問題なしです。
一人でセルフガソリンスタンドの夜間の店番をして、簡単な掃除をして、お客さんが来たら給油スイッチを押すというのが主な仕事です。
知り合いがやっているのですが、楽すぎて抜けられないそうです(笑)
求人を探すなら下記のようなサイトを見てみると良いでしょう。
まとめ
いかがでしょうか?
ビルメン一人現場のメリットとデメリットの紹介でした。
もう一度復習すると、
メリット
- 人間関係が無くて気楽
- マイペースで仕事できる
- 日勤
デメリット
- トラブルがあれば自分で解決しないといけない
- 急な休みが取りづらい
- 夜間の呼び出し
- 孤独で寂しい
このようになります。
参考になると幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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