ビルメン(設備管理)の仕事は機械を相手にして、あまり人とコミュニケーションを取らなくて良さそうだから興味があるという方はいませんか?
私も人見知りなのでビルメンに興味を持ったきっかけはそんな感じでした。
しかし実際にビルメンになってみてイメージが多少変わったので、この記事ではビルメンとコミュニケーション能力について書いていきます。
- 人見知りだからビルメンの仕事に不安を持っている
- 人と関わらない仕事がしたいけどビルメンってどうなの?
- どれくらいのコミュ力があればいいの?
このような悩みを抱えている方はぜひ読んでみてください。
ビルメンテナンスの仕事はサービス業
結論から言いますと、ビルメンの仕事にコミュニケーションは必要です。
私はコミュニケーション能力に加えて「雑談力」も重要になってくると考えます。
よく言われますけど、ビルメンは技術職ではなくサービス職です。
人と人の間に入って調整することも仕事の一つになります。
ではどんな時にコミュニケーション能力が必要になるのかと言うと、色々な場合があります。
- 電話対応
- 同僚との雑談
- オーナーへの報告
- テナントとのやりとり
- 業者とのやりとり
- ビルに来たお客さんとのやりとり
このように多様な人とやりとりして必要に応じたコミュニケーションを取っていかなくてはなりません。
ですので本当に人と一切関わりたくないとか電話が全く取れないとか喋ることに苦痛を感じる人は、ビルメンになるときついと思います。
ビルメン現場で問われるコミュニケーション能力と雑談力とは?
ただ、安心してください。バリバリの営業マンとか伝説の販売員では無いのですからビルメンに必要なコミュニケーションなんてたかがしれています。
コミュニケーション能力と言うのは簡潔に正確に事実を伝えるだとか、相手の言いたいことを理解して言葉のキャッチボールをするだとか、報連相を徹底するだとかそんな感じだと思います。
雑談力と言うのは天気の話から始まり当たり障りのない会話を適当にやって場を繋ぐ能力ですよね。
これらのことが完璧にできているビルメンなんてあまり居ないと思います。
そんなことができるのなら他の仕事でバリバリ稼いでいるし、ビルメンをやっていても管理職やら本社にあっという間に引き抜かれるでしょう。
50~60点でも良いのである程度できていたらOKだと思います。
ゆっくりでもいいし、たどたどしくてもいいし、詰まっても良いんです。
大げさに構える必要はなく、気楽に挑戦してみたら良いと思います。
ビルメンなのでコミュ障っぽい人はたくさん居ますし私もコミュ障ですけど、仕事として続けていたら案外慣れます。
ビルメンの仕事でコミュニケーション面での注意点はこれだ!
私はニート、フリーター歴もある人見知りです。自覚はあるので普段のコミュニケーションでは気を付けていることがあります。
それを今回は紹介します。
電話対応の場合
電話はテナントさんから管球交換をしてくれという内容がほとんどです。
挨拶をちゃんとする、ハキハキと喋る、場所をしっかり聞くということを注意しています。
場所をきちんと把握していないとテナントスペースの中を無駄にウロウロして変に目立ってしまって嫌だからです。
同僚の場合
私が働いているのはそれほど忙しくないオフィスビルなので同僚と話す機会も多いです。
他の人に聞いてみたら忙しい現場だと雑談どころか昼食を食べる余裕すらない場所もあったと聞きます。
まったりしてるのは良いことですけど、ある程度雑談ができないときついかもしれません。
挨拶をちゃんとする、お互い尊重する、しっかり話を聞く、自分のことも多少は話す。
このような事を気を付けています。
オーナー、テナントの場合
オーナー側やテナント側と話す時は緊張しますね。
失礼のないように気を使います。
不具合の原因とか対策を相手に理解してもらえるように分かりやすく説明することが求められるのでなかなか難しいです。
報告するべきことはきちんと報告して、あとから「なんで黙っていたんだ!」とお叱りを受けないように報連相は徹底するよう気を付けています。
誠意を持って丁寧に話す、報連相漏れを防ぐといった事が大切かと思います。
業者の場合
いつも仕事を依頼している業者さんとは良好な関係を築きたいものです。
下手に出過ぎるのもどうかと思いますけど、決して横柄な態度を取ったりしてはいけないと思います。
分からないことがあったら気軽にいつでも聞けるような関係でいられるように普段からコミュニケーションを取っていきたいと気を付けています。
ビルに来たお客さんの場合
たまに落とし物とかでお客さんとやりとりすることもあります。
なるべく感じ良く接して、不快な思いをされないように気を付けます。
あとからクレームとか来たら嫌ですからね。
まとめ
いかがでしょうか?
ビルメンの仕事にコミュニケーション能力や雑談力は必要にはなってくるのですが、求められるレベルは決して高くはありません。
これまで普通にアルバイトや正社員で働いてきた人ならまず大丈夫かと思います。
私も仕事を始める前は不安でしたし、実際にビルメン(設備管理)になってみて思ったより人と話す機会が多くてびっくりしました。
でも、どんな仕事でもそうですけど続けてやっていくと慣れてくるものです。
人と関わりたくない、喋りたくない、電話を取りたくないと言う人は他の仕事を探した方が良いかもしれません。
純粋に機械だけをいじって終わりというビルメンはほとんど無いでしょう。
「これくらいのコミュニケーションならやってみたいな」と感じた方はぜひビルメンに挑戦してみてください。
最低限のコミュニケーション能力(報連相)と当たり障りのない雑談力は身に付けておいて損はないです!
下の参考記事でも言っていますが、確かにコミュニケーション能力は必要です。
しかし、コミュニケーション能力が多少不安でも他の部分でカバーすることも可能です。
▼あわせて読みたい記事はこちら▼
職場で空回りする意識高い系ビルメンの特徴3選【バランスが大事】
【ビルメン】清掃・警備さんと連携して仲良くしておこう【設備】