日本の多くのビルは東京(首都圏)に一極集中しています。
東京以外だと大阪とか名古屋とかもそこそこ多いです。
ビルメンという仕事はビルあってのものなので設備管理の求人も三大都市圏に圧倒的に多いです。
ではその他の地方都市ではビルメンをやることは不可能なのでしょうか?
結論から言いますと、地方都市でもビルメンの求人はありますしやろうと思えばやれます。
しかし首都圏型の仕事であるビルメンを地方でやろうと言うのである程度妥協することも必要になります。
この記事では地方都市でビルメンをやりたい人へ向けての注意点や待遇、求人の探し方などを紹介しています。
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地方都市でビルメンテナンスを目指す人への注意点
繰り返しになりますがビルメンテナンスは圧倒的に首都圏型の職業です。
東京とかだといくらでも仕事はありますしビルもどんどん建っているので食うには困りません。
しかし地方だとそもそものビルが少ないので必然的に求人も少なくなります。
地方でビルメンをやると決めたら何かを妥協しないといけないと思います。
何かというのは人によって違いますが、給料とか年間休日とか福利厚生とかでしょう。
個人的にはビルメンをやりたいなら上京するというのも一つの選択肢だと思います。
上京とまでは行かなくても関西の人なら大阪に出るとか、近くの大都市圏(札幌・福岡・広島・仙台)くらいには出ないと仕事は無さそうな気がします。
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地方の設備管理の仕事の待遇について
首都圏よりは給料も年間休日もだいぶ安いでしょう。
給料なら総支給20万行けば良い方で、残業をしても手取りでいうと20万に届かない求人が多そうです。
そもそも地方だと多くの求人が総支給13~18万あたりの範囲が多いと思うので、ただでさえ給料の安いビルメンも同じくらい低いのは当然の結果です。
それから年間休日ですが地方の独立系のビル管理会社だと二桁が多いですね。
100日あれば良いほうで、首都圏の系列ビルメン会社みたいに120日あるのは稀です。
地方は生活費が安いと言いますが、場所によっては自動車が必須のところもありますし、これだけ薄給だと都会に出た方がマシかもしれません。
地方ビルメンテナンス現場で多いのは商業施設・官公庁・病院
よく見る地方のビルメン現場を挙げてみます。
- 商業施設
- 官公庁
- 病院
多いのはこれらの現場です。
入札でその地方の地場の独立系ビルメン会社が入っている場合が多いイメージですね。
求人も選択肢も少ないので「オフィスビルしかやりたくない!」って人は地方でビルメンをやるのは厳しいと思います。
オフィスビルやりたかったら都会へ行くのが吉です。
ちなみに病院や商業施設というのはビルメンの現場の中ではきつい方で有名です。
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地方でのビルメン求人を探し方【あらゆる媒体を駆使しよう】
- ハローワーク
- ポリテクに問い合わせる
- 転職サイト(リクナビネクストやマイナビ転職など)
- 転職エージェント
- 紹介
- 新聞の折込チラシや広告
求人に関しては使えるものはフル活用していきましょう。
ハローワークが一番見つけやすいと思います。
あとポリテクで学んだことのある人とかは就職担当の先生とかに聞いてみたら良い情報を教えてくれるかもしれません。
転職サイトやエージェントも抜け目なくチェックしましょう。
ちなみに僕はdoda という転職エージェントに登録していました。
あと紹介も多いと思いますよ。
これはビルメンの知り合いが居ないと使えないですけど、田舎だと人員に空きが出たら知り合い連れてくるみたいなパターンも多いみたいです。
それと意外に見逃しがちなので新聞系の広告。
思わぬお宝求人が隠れている場合があるので毎週軽く目を通してください。
以上の方法で情報をきちんとチェックしていたら数少ないビルメン求人を見逃してしまったという失敗も少なくなるでしょう。
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地方では系列系ビルメン会社の支社を狙うのが超絶オススメ
ズバリ、「系列ビルメン会社の地方支社」とかどうでしょうか?
地場の独立系は正直待遇が微妙だし人を育てる余裕も無いところが多いです。
本当にギリギリのところで回している会社が多い感じです。
系列ビルメンの現地採用だと首都圏とほぼ同じ待遇で地方で働けるわけで、これは美味しいですよ。
田舎基準だと高待遇の場合もあります。
なお、この選択の注意点は「転勤に気をつけろ」ということです。
転勤の有無や可能性はきちんと面接の時に確認してくださいね。
地方で働きたくて無理矢理に地方ビルメンになるのに転勤させられたら本末転倒ですから。
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まとめ
- 地方でもビルメンをやることは可能
- ただし給料や年間休日など妥協は必要
- 使える求人情報はフル活用して少ない求人を逃さない
- 系列会社の地方支社を狙うのもアリ
- 近くの大都市へ行くのもおすすめ
- 仕事が無いならいっそ上京するのも手
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