ビルメン(設備管理)業界も意外と退職していく人は多いです。
退職した人がどこへ行くかというと様々で、
- 元々働いていた業界
- 新天地
- 清掃や警備などビルメンと隣り合う業界
- フリーター
- 公務員
などバラエティ豊かです。
公務員と書きましたが、意外とそういう人も多い印象です。
この記事ではビルメンから公務員へ行く人の特徴を紹介しています。
これらのことを解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
ビルメンが公務員に転職する大きな理由3選
ビルメン(設備管理)の仕事をしている人がビルメンを辞めて他の仕事(公務員など)に転職する理由は様々ですが、大きく以下のような理由だと思います。
- 給料が安い
- 人間関係が辛い
- やりがいのある仕事をしたい
ビルメンは全体的に給料は安いですし、現場によっては人間関係に悩むこともありますし、仕事内容的にも達成感があるようなものでは無いですから。
上記のような理由で他のビルメン会社に転職したり、場合によってはビルメンから足を洗う人もいるのです。
「やっぱり給料は大事だな」とか
「ビルメンって意外と人間関係濃いな」とか
「きつくてもやりがいのある仕事したいな」とか
後から考えが変わるのはよくあることです。
そうしてビルメンから転職する先の一つとして公務員があります。
それでは公務員とは言ってもどのような公務員なのか?
それを次で説明します。
▼あわせて読みたい記事はこちら▼
ちょっと待って!ビルメン転職に失敗した人の具体例4選【注意】
【電験三種で電気職】ビルメンから成れる公務員の種類【事務職】
ビルメンからの公務員転職で多いのは次の2つです。
- 電験三種を取って電気職公務員
- 若いビルメンなら行政職公務員
もちろん他にも色々あるとは思いますが、多いのはこれらでしょう。
特に電験三種を取ってから電気職公務員へ行くというのは王道パターンです。
電験三種と言えばビルメンなら一度は意識する「三種の神器」の一つであり、電気系の資格の最高峰レベルの資格です。
電験三種が取れるのなら電気職公務員の筆記試験問題も問題なく合格できるでしょうし、ビルメンの仕事の経験も技術系公務員に取っては歓迎されるスキルになります。
ビルメンの経験から技術系公務員への志望動機へ繋げることもわりとやりやすいと思います。
行政職公務員ですが、もしまだ20代の人がビルメンになって、やっぱり何か違うなと思ったら、まだ若いので行政職公務員を目指すのもアリです。
年齢制限が来ていないのなら基本的に公務員試験は受験できるので、事務系の公務員を目指してみるのもいいでしょう。
ビルメンなので、暇な時間に公務員試験の勉強をして、こっそり受けてみるのもおすすめです。
もちろん他の職場の人にはバレないように注意です。
仕事で必要な資格の勉強なら問題ないと思いますが、おおっぴらに公務員試験の勉強をしているのはさすがにまずいですね(笑)
☆☆電験三種の勉強なら→技術講座専門のJTEX (老舗の通信講座です!)
▼あわせて読みたい記事はこちら▼
電験三種の試験範囲と電気職公務員の試験範囲はかなり被っている
電験三種の試験範囲(特に理論科目)と公務員電気職の試験範囲はほぼ被っているので電験を勉強したことがあるビルメンなら公務員電気職を受験してみる価値はあります。
最近は地方の技術系公務員で志願者が減り、2次募集をしているところも結構ありますよ。
技術系だと特に年齢制限に寛容なので、50歳とか59歳くらいまで余裕で受験できる自治体も多いです。
経験者枠で受験するのなら競争率も低いのでビルメンにもチャンスです。
募集1名に応募1名でそのまま合格とかザルです。
ちなみに電験三種の独学が不安な人は技術講座専門のJTEX という通信講座もあります。
こちらは技術系に特化した通信講座なので分かりやすいと評判のようです。
【電験三種の参考書・勉強法・勉強期間】効率良く学習するために
ビルメンが公務員になるメリットとは?
- 定期昇給・ボーナス・退職金がビルメンの比ではない
- 身分が安定する
- 社会的ステータスや信用が増す
メリットは他にもたくさんありますが、大きなメリットは上記のようなことです。
ビルメンと公務員、どっちが良いかと聞かれたらほとんどの人が公務員を選ぶのではないでしょうか。
ただし公務員にも辛いことや大変なことが多いと聞きます。
メンタルを病み休職しているという話もちらほら聞いたことがあると思います。
人によってはビルメンの方が性に合っているかもしれません。
自分の適性はよく考えた方が良いです。
とは言えビルメンには経験と資格さえあればいつでも戻れるので、成れるなら一度公務員になってみるのもおすすめです。
ビルメン業界から公務員に転職するために必要な要素
- 若さ
- 電験三種や電気工事士などの資格
- 設備全般の知識
- 修繕などが出来ること
- 折衝業務
公務員を目指す際の面接では上記に挙げたようなことをアピールすると良いでしょう。
ここで挙げたような強みがあれば、公務員から見ても十分欲しい人材となるはずです。
「これまでにビルメンで得たことをどのように公務員に活かしていけるか、自分はどうしたいのか」
このような事を熱意として伝えられたらあとは勝手に受かります。
有能ビルメンが仕事を10年続けるとどうなるか?【ダイヤの原石】
まとめ
いかがでしょうか?
ビルメンからの転職先として公務員というのは一つの道です。
ビルメンの経験は技術系公務員(技官)に役立つ部分も多いと思います。
もしくは若ければ、ビルメンの空き時間に勉強して事務系公務員を目指すのも手です。
激務で勉強する暇がないような職種の人は公務員試験を受けようと思ったら一度退職する必要があってリスキーですが、ビルメンなら両立出来るのではないでしょうか。
ただし人によっては「やっぱりビルメンの方が良かった・・・」と後悔してしまう可能性もあるので、自分の適正はよく考えておきましょう。
それでは良いビルメンライフを!
▼あわせて読みたい記事はこちら▼
ビルメンが底辺職と言われる3つの理由【意外と悪くないですよ】
ビルメンが最低限取るべきたった2つのおすすめ資格【良コスパ】
電験三種を取得したらビルメンと保安協会どっちを選ぶか?【転職】
【ビルメン】極楽まったり現場ってどんな特徴?【設備管理のお仕事】
▼ビルメンの転職におすすめの求人サイト▼
ビルメン転職のために多くの転職サイトを使いましたが結局ここが一番でした。
無料登録をして豊富なビルメン求人を見てみませんか?