最近求人を見ていたらプラントの設備管理の仕事を見つけて気になっています。一般的なビルメンとの違いを教えて下さい。
こんな疑問を持っている人はいませんか?
プラント設備管理の仕事とビルメンの仕事は似て非なるものです。
そこでこの記事ではプラントとビルメンを比較して両者の違いを解説しています。
私はプラントで働いた経験はないのですが、職場の同僚がプラント経験者なので、その人から聞いた話も参考に書いています。
この記事を最後まで読むと以上のことが分かります!
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プラントとは?ビルメンとの違いは?
プラントとは、
- 発電所
- 製鉄所
- 化学工場
- ごみ焼却施設
などの大規模な生産設備の事です。
多種多様で大規模な機械・設備が集積して、基本的に24時間フル稼働で動いている施設です。
それに対してビルメンが勤務して管理しているのは、
- オフィスビル
- 病院
- ホテル
- 商業施設
などで建物の大小はありますが、基本的に一つの建物を管理しています。
両者の大きな違いは「規模の大きさ」に尽きると思います。
プラント設備マンが管理していくものはとにかくデカイです(笑)
その規模の大きさの違いからプラントならではのメリットやデメリットが発生していくので、そちらは後述します。
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プラントの仕事内容を解説
これまでに書いたようにプラントはものすごい広さを持っているので、その中で働く人たちも様々な仕事に従事しています。
全てを解説するのは無理なので、ここではプラントオペレーターとプラント保全マンを紹介します。
プラントオペレーターの仕事内容
プラントは24時間稼働し、エネルギーや化学薬品、鉄などを生産し続けています。
その生産をトラブルなく円滑に進めるための仕事がプラントオペレーターです。
3交代制の勤務形態が多く、ビルメンみたいに仮眠ありの24時間勤務とは異なります。
プラントオペレーターの主な仕事として次のようなものがあります。
仕事内容自体はビルメンに近いと言えるかもしれません。
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プラント保全マンの仕事内容
プラントは大規模な機器・設備を何十年にも渡って使っていきます。
巨額の投資をして数年、十数年で解体なんてしてたら元が取れないのです。
そして高度経済成長期に作られたプラントなどは老朽化が進み、どんどんボロボロになっていきます。
そのため不具合が出たらその都度対応、修復しながら使うのです。
新しい生産設備を入れたり、壊れたところを一時的に直したりしながら継ぎ接ぎ継ぎ接ぎやっていきます。
そういったことを実行していくのがプラント保全マンの仕事です。
上記のような仕事内容があります。
大きく分けて、
- トラブルが起きた後に対処する「事後保全」
- トラブルが起きる前に対処する「予防保全」
の2つに分けられます。
プラント設備管理のメリット
一つ目のメリットとして、「知識・技術がメキメキ伸びる」ということがあります。
私の職場にいる元プラント出身の人も職場で一番設備の知識があり、どんな時も頼りになります。
その人が言うには、プラントで勤務して毎日走り回っていた時代に圧倒的にレベルアップできたらしいです。
プラントにはビルメンが勤務するビルとは比べ物にならないくらいの設備があり、古いものから最新のものまで多種多様な機械に触れることができます。
そこで毎日のように機械を扱い、トラブルに対応していくと得られる知識技術の深さはビルメンとは雲泥の差になるのです。
特に保全マンとして経験を積んだ人はビルメンにはオーバースペックすぎるくらいの実力を身に付けられるようです。
二つ目のメリットとして、「ビルメンよりは年収が高い」ということが挙げられます。
ビルメンが元々年収が低すぎるというのもありますが、給料が高い方に行きたいのならプラントが良いでしょう。
プラント勤務になると、電力会社関係や化学メーカー関係など給与水準の高い大企業に行ける可能性もあるので、年収は期待できるのです。
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プラントの仕事はきついの?デメリットは?
一つ目のデメリットとして、「プラントが広すぎて移動が大変」というのがあります。
ビルメンが管理するビルとは広さのレベルが違うので、1日に歩く歩数もプラント勤務だとビルメンの何倍にもなります。
私の職場の元プラントマンも、「一日中とにかく走り回って毎日めちゃくちゃ疲れた」と言っていました。
二つ目のデメリットとして、「覚えることが多すぎる」というものあります。
とんでもない広さの敷地にところ狭しと多種多様な機械設備が置いてあり、まずどこに何があってどんな機械なのかを把握するだけでも大変です。
極端なことを言うと一つの機械や設備の操作をミスするだけで、プラント全体に大損害を与える可能性すらあるのです。
そういう意味ではプレッシャーもビルメン以上に大きな仕事でしょう。
ビルメンも覚えることは多い仕事ですが、プラントはビルメンを超越するレベルで大変みたいです。
三つ目のデメリットは、「3交代がきつい」というものがあります。
オペレーターなどは特に3交代勤務が多いので、慣れないうちは身体的にきついでしょう。
ビルメンの宿直勤務は仮眠時間が確保されていれば、普段の生活と同じように寝れるので、その点は楽です。
しかしプラントの3交代だと深夜だろうと普通に働くのでそこは覚悟しましょう。
こんな人はビルメンよりプラントを選ぶべし
私はビルメンよりプラントを選ぶのが良い人は次のような人だと考えます。
- 技術を身に付けたい(サービス業より技術職が良い人)
- 高年収を目指したい人(ビルメンの年収じゃ満足できない人)
- 3交代で働くのが苦にならない人
基本的に、プラント勤務はビルメンよりきついと思ってもらって良いと思います。
きついなりに得るものやメリットはありますが、やっぱりきついのは嫌だと言う人はおとなしくビルメンを選びましょう(笑)
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プラント設備管理の仕事を探す方法
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まとめ
いかがでしょうか?
プラントとビルメンの違いについての解説でした。
ざっくりまとめると、
- プラントはビルメンと比べ物にならないくらい広い!
- プラントは3交代勤務で仕事もきついかもしれない!
- プラントはビルメンより高年収の傾向!
こんな感じになります。
個人的に思うのは、
「プラントは技術が身に付いて年収も高めなので羨ましいけど、やっぱりある程度楽で長く続けられる仕事がしたいのでビルメンの方が良いかな」
ということです。
ここは人それぞれだと思うので、もしプラントに興味を持っている人がいたら、ぜひ調べたり応募したり面接で話を聞いたりしてみてください。
プラントからビルメンに転職するのは簡単だと思うので、最初にプラントを経験しておくというのはある意味おすすめです。
では、ここまで読んでいただきありがとうございました!
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