昔に比べて転職が当たり前になってきたとはいえ、それでもまだまだ業界や年代によっては転職に良いイメージを持っていない人もいるかもしれません。
特にこれまでと異なる職種・業界を目指す場合は慎重になる人も多いでしょう。
ビルメン業界はというと、
- 異業種からの転職者が多い
- ビルメン会社からビルメン会社への転職も当たり前
と「転職面」に関してはわりとオープンなイメージです。(中には化石のような昭和的な慣習の会社もあるようですが)
そのような状況のビルメン業界に少しでも興味を持ってくれた人に伝えたいのは、
ということです。
この記事では上記のことを掘り下げて解説していきます。
▼ビルメン転職に役立つサイト群▼
未経験の初心者にも開かれたビルメンという仕事
世の中には新卒からじゃないと就けない仕事や未経験お断りの仕事などもたくさんあります。
ではビルメンはどうなのかというと、「未経験者大歓迎!40歳超えてからでも正社員可能!」みたいな雰囲気です。
中高年の再就職というとハローワークの職業訓練が思い付くかもしれませんが、ポリテクでも「ビル管理科」はオッサンを中心に人気のコースです。
国家資格も取れて正社員として再就職も現実的に可能だからでしょう。
このようにビルメンという仕事は年齢にも経験にも寛容で、未経験者にも開かれた職種と言えます。
ただし最近はコロナの影響によって製造業・飲食業・観光業などを中心に失業者が増えていますから、若干競争率は上がっているとは聞きます。
30代・40代・50代を中心に多くの人がビルメンに興味があるようですが、
「全くの畑違いの分野からの転職で大丈夫だろうか」
「文系だし機械も触ったことから不安だ」
などの声もあります。
そういった方たちに伝えたいのは「まずは気楽に始めてみてそれから考えよう」ということです。
気楽に始めてみて向いてなかったら撤退すれば良い
ビルメンという職業を選んだからといって、ずっとその仕事を続けないといけないわけではありません。
初心者でも始めやすい仕事で、場合によっては無資格でも採用されるのですから、まずは現場に行ってみて、実際の仕事を体感してから判断する方が良いと思います。
実際にやってみないと分からないことも多いでしょう。
例えば宿直業務などは、それまで平日フルタイムの勤務をしていたサラリーマンには未知の領域でしょう。
人によってはどうしても宿直が合わなくて、身体的にきついからビルメン業界を去るという人もいれば、全然平気でむしろ職場で寝て給料がもらえるなんて嬉しいという人もいます。
始めるまでのハードルが低いので、撤退も身軽にできるはずです。
「あっ向いてないな」と思ったらまた別の道を探すだけです。
前職に戻る人も多いし、出戻りも多いビルメンという仕事
ビルメンという仕事はぶっちゃけ人を選ぶし、人の出入りも結構あります。
他の仕事でもそうですけど、「合う人には合う」って感じですかね。
だからビルメンになったは良いけど、やっぱり元の仕事に戻る人も多いです。
反対にビルメンは辞めて別の仕事をしてたけど、やっぱりビルメンに戻ってきたという話もちらほら聞きます。
そういう流動的で自由な感じがビルメンの魅力の一つかなと個人的には思っています。
こういうことはビルメン歴がそこそこある人なら分かっていますし、面接官だって分かっているでしょう。
だからこそ「興味があるからちょっとやってみるか」くらいの温度感で良いと思います。
例えばリクナビNEXT などの転職サイトを覗いてみると、未経験者歓迎の求人もたくさんありますよね。そういった求人に応募してみて話を聞くだけでもビルメンの事が多少は分かると思います。
覚悟なんて持たずに興味を持ったらお試しでやってみよう
「ビルメン業界に骨を埋めます!頑張ります!」という新人が1週間で辞めたというのも聞いたことがあります(笑)
仕事を始める前の決意なんて実際に仕事してみたらすぐに変わる可能性も大きいです。
決意や覚悟がなくても「続く人はなんとなく続く」仕事なので、頭でゴチャゴチャ考える前に体験してみましょう!
職業訓練に行くも良し、転職サイトに登録するも良し、ビルメンになる方法はいくらでもあります。
もしあなたが今現在大企業に勤める高年収エリートの人なら、安易に「ビルメンに気楽になろう!」とは言いませんが、フリーターやブラック企業で消耗しているのなら、職歴が増えたとしてもビルメンという可能性を試してみる価値はあると思います。
ビルメンに転職希望なら、まずはリクナビNEXT などの転職サイトへの登録からですね。
doda でエージェントに相談するのも良いかもしれません。
まとめ
いかがでしょうか?
ビルメンに覚悟はいらないという話でした。
結局はやってみないと分からないというのが真実だと思います。
そして学校に通わなくても、難しい資格がなくても、ビルメンには40歳を超えてからでもなれます。
ならばとりあえずお試しでやってみて続きそうなら続けたら良いのです。
元フリーター、元介護士、元営業など色々な人がいます。
では、また!